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銀河高原でさわやかに過ごしたい
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毎日どれだけ歩いているだろうか?健康のためには一日一万歩歩くとよいと言われる。ともかくも、車だけに頼らずに毎日歩く習慣をつけたいものだ。

年を取ると、体力が衰えて老化が進んでくる。人間の体、筋肉は60歳や70歳になっても鍛えられる。ウォーキングは体力づくりの基本だ。足腰が衰えれば加齢は急速に進んでゆく。ウォーキングは主に持続力の元である赤筋(遅筋---持続力を持つ筋肉)を鍛えることになるので、バランスを取るために階段登りなどで白筋(速筋---重いものを持つなどの瞬発力を持つ筋肉)も鍛えたいものだ。

江戸時代、参勤交代で日本中の大名家は徒歩で江戸と自藩を移動した。これが現在の道路の基盤となっている。東海道は一号線、中山道は八号線、東北道は四号線などだ。明治に入り、鉄道が発展したが、鉄道網は従来の道路に沿って敷設された、一部は政治家の地元を優先するために路線を変更されたものもある。東海道新幹線の岐阜羽島なども政治駅の一つだ。滋賀県でも、本来国道一号線沿いに東海道線ができるべきところ八号線沿いにできている。国道一号線は草津線が敷設されローカル線に留まっている。名神高速道路も同様8号線沿いに作られたが、最近オープンした新名神はより昔の旧東海道に近い路線になっている。

日本は狭い国と思われているが、実は全長3000km(北海道東北端から西表島)に及ぶ。鹿児島から青森までの道路の長さは2100kmもある。

これだけの距離を日常的に人々が移動したために宿場町ができた。歌川広重の東海道53次で有名な宿場町が形成されてきた。

アメリカは日本の何十倍も広いが都市間の距離から言えば日本とそれほど変わらない、面積も広く開拓に必要ないろいろな道具を持ちながら移動したため、馬車による移動が一般的だったようだ。日本人は馬肉を食べたりするが、アメリカ人にとって馬を失うと言う事は命を奪われるのに等しく。馬泥棒は死刑だったようだ。とにかく馬に対する愛着は日本人の比ではない。

近年になって日本もアメリカも自動車が普及してきたが、徒歩の文化と馬車の文化の違いはいまだにあるようだ。日本では自家用車も使うが、電車も多くつかわれ家から駅までは徒歩で歩くと言うのが一般的だ。アメリカではほとんど徒歩を想定していない。歩いて5分足らずの近くのスーパーでさえ歩くことはほとんどない。実際信号つきの横断歩道もなくて怖くて歩けないのだ。
日本でも実は田舎に行けばいくほど歩くのが難しくなっている。道路が狭く歩道もなく、歩くのが危ないのだ。民主党に政権が交代し、ますます道路建設が難しくなってきそうだが、道路は車だけでなく歩く道だって必要なのだ。

こんな歴史の思いをはせ、健康のためウォーキングをしたいものだ。
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